4月から一年間、読売新聞月曜夕刊 本よみうり堂 の「ひらづみ!」欄の書評コラムの執筆メンバーになりました。ベストセラーになっている本を扱う欄で、ぼくは2,3カ月に一度程度、ノンフィクション関連のものを担当します。その一回目が先週19日に掲載されました。河野啓さんの『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』(集英社)について書きました。
独自の方法による登山にこだわった栗城さんの生き様、そして死には思うことが多く、複雑な思いで読みました。開高健ノンフィクション賞受賞作。栗城さんが抱えた「秘密」とは。賛否あれど、濃密な人生だと感じます。冒険家に憧れながら、そうはなれない性分だけに。
読後、他の読者と語りたくなる一冊でした。以下に記事をアップします。本も機会ありましたら是非。