緩和ケア医の岸本寛史さんとの共著『いたみを抱えた人の話を聞く』(創元社)、9月7日頃発売です。

9月7日に、共著の新刊が発売になります。『いたみを抱えた人の話を聞く』というタイトルで創元社から。共著者は緩和ケア医の岸本寛史さん(静岡県立総合病院 緩和医療科部長)です。

岸本先生はがんを専門とする医師であるとともに臨床心理を学び、多くの患者さんの話を聞き、見送ってこられた方です。とても素晴らしい先生で、お会いするたびにその思いを強め、考え方や生きる姿勢に共感を覚えました。この本は、そんな岸本先生が、タイトルのテーマについて語る言葉を、自分が聞き手となり、綴ったものです。

創元社の内貴麻美さんがこの本を企画・編集してくださり、装丁は納谷衣美さんが担当してくださいました。本の中身と外観がとてもよく合っていると感じます。

40代後半になり、自分自身いろんな意味で、いたみを抱える側でもあり、またいたみを抱える人の話を聞く機会も増えたように感じます。

自分はこのようなテーマを、これからもずっと書いていくのではないかとこの本を書きながら思いました。

必要とされる人にはきっと、読んでよかったと思ってるもらえる内容になっているのではないかと、願いも込めつつ、思ってます。

よろしくお願いいたします。