<信州岩波講座 高校生編>「いまも自分に自信が持てない僕から、10代のみなさんへ」

12月7日、長野県須坂市の「信州岩波講座 高校生編」に呼んでいただき、同市の3校の高校生に向けてお話させていただきました。

演題は、最近の自分の気持ちそのままにしようと、

「いまも自分に自信が持てない僕から、10代のみなさんへ」

としました。

前半70分ほどはこのテーマで僕が話したのですが、後半は、代表の高校生12人が壇上に上がり、考えてきてくれた質問をその場でぶつけてくれました。

後半の質問パート、最初の問いが「すべらない話をしてほしい」というもので、あたふたして思い切りすべりましたが、困ってる友人へどう言葉をかけたらいいかや、進路のこと、旅のことなど、一人ひとりが自身の率直な問いを投げてくれました。また800人ほどがいる大きな会場の中からも手がたくさん上がり、いろんな質問をしてくれました。必ずしもうまく答えられなかったものの、それも含めて、楽しく貴重な時間となりました。

また、講演の前後に、控室の方に個人的に話に来てくれたりした子も複数いて、恋愛の相談なんかもあって、それぞれの思い悩んだりする姿に、遠い自分の高校時代を思い出しました。

前半の講演では、40代後半のおじさんが、わかったようなことを話すよりも、いまもなお10代のころとそんなに変わらず日々悩み、右往左往しているということを話した方が、聞いてもらえるのではないかと思い、そんな気持ちを前面に出しながら話しました。それでも、届いているか心もとなくもありましたが、何か一つでも心に残る言葉を伝えられていたら、と願っています。

信濃毎日新聞さんが、講演要旨と講座全体について、記事にしてくださいました(全文読むのは会員登録が必要ですが)。

講演要旨
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023121400146

講座全体(下写真はこの記事)
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023120700923